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そんなドリフターズが一躍有名になったのは、何と言ってもザ・ビートルズの来日公演(日本武道館)での前座という大役を勤めた、1966年6月だっただろう。

この事について、加藤茶は後日、こう語っている。

「最初は好きなようにやってくれって言われたんだよ。で、何をしようかって話をしてると、『30分くらいでお願いします』って言って来たんだ。

じゃあわかったと。で、またそれから数日後に『15分でやって下さい』って言われた。

あれ~?短くなっていくなぁって思ってると、またその数日後には『5分でやってくれ』って言われてさ。もう、5分って言われてもねぇ(笑)。

で、結局当日にはもっと短くしろって言われたんだよ」。

そしてドリフターズが実際に行ったステージは僅かに数十秒。ビートルズもカヴァーしていたリトル・リチャードの名曲「のっぽのサリー」を1コーラスだけプレイした後、

いかりやの「逃げろ!」という合図とともに一斉にステージを駆け下りる、という内容だった(笑)。